サージカルステンレスについて
サージカルステンレスのメリットは?
サージカルステンレス素材は表面に非常に薄い酸化皮膜がある為、皮膚と接触しても汗で金属が溶け出さず、反応しにくいです。
金属アレルギーをお持ちの方でも比較的安心できるのはこの為です。(※全ての方にアレルギー反応が起こらないわけではありません。)
また、変色しにくく、錆びにくい素材です。
医療用の器具や、腐食に強いことから配管部品にも用いられています。
ゴールドの金具は、アレルギーがでやすい?
結論としては、個人差がある為肌が過敏な方はアレルギーが出る可能性があります。
当店のアクセサリーパーツには、サージカルステンレスと真鍮素材の2種類が大部分を占めております。
ゴールドカラー(真鍮素材についてはシルバーカラーも含む)についてはメッキ処理をすることでゴールドの色をつけております。
メッキ処理は真空メッキと電気メッキの2種類を採用しています。
真空メッキは、電気メッキと比べて変色がしにくく長持ちしやすい特性があります。
その為、肌に付ける部分(面積)が多いチェーンと周辺パーツ(ナスカン、引き輪、アジャスター、ダルマ板等)に真空メッキを採用しています。
その他パーツは電気メッキを採用しています。
その中で金属アレルギー反応が出やすいとされるニッケル素材については、電気メッキに必要最低限の微量を使用しています。
(真空メッキには不要となります)
これは真鍮素材のパーツに18Kゴールドを付ける際に直接張り付ける事ができない為、糊の役割としてニッケルを間に挟むことで実現可能となります。
ただし当店では、ニッケルの厚みを通常0.003mmのところを0.002mmのぎりぎりの薄さまでに設定し、18Kゴールドの厚みも一般的なパーツよりも厚くしています。
そのことで汗等で18Kゴールドが溶け出したとしてもその下地のニッケルが漏れにくい仕様にしています。
また、18Kゴールドが厚い分色合いも若干濃い目となります。
更にメッキでゴールドを張り付けた上に樹脂コーティングを施していますので、できるだけ安心してお使いいただける仕様にしています。
アクセサリーのどの部分がサージカルステンレスですか?
ピアス・イヤリングの肌に直接触れる部品のみサージカルステンレスを使用しております。
デザインのためのチャームや パーツを繋ぐ丸カンなどは サージカルステンレスではありません。
お手入れ方法はありますか?消毒してもいいですか?
水でさっと汗などを流して柔らかい布で拭いてください。より長持ちいたします。
マイクロファイバーやコットン素材がオススメです。
シルバークロスなど研磨剤が入っている布での拭き取りは、表面にキズがつく可能性があるのでおやめ下さい。
一般的なアルコール消毒液、除菌ウエットティッシュを使用しての拭き取りが可能です。
変色の心配もございません。